浅田真央さん!!
ひとまずお疲れ様でした。
日本全国からの、やたらと大きな期待を背負って、10代中頃から今日に至るまでその心労はさぞかし凡人のブログ主には計り知れないものだった事でしょう。
一旦誰からも干渉されず、追いかけられず、のんびりと休養して、また落ち着いた時に次のステージへ行ってもらいたいもんです。
まぁ世界のトップ戦線で鎬を削ってきたお方、次のステージでもきっと輝かれる事でしょう。
て、そんなのがすでに大きなお世話ですよね。
お世話ついでに浅田真央さんにご自宅で寛ぎながら聴いてほしいジャズを紹介いたしましょう!←得意技無理やり展開
グラント・グリーン「Green Street」
レーベル:Bluenote(ブルーノート)
リリース:1961年
〈レコーディングメンバー〉
グラント・グリーン(ギター)
ベン・タッカー(ベース)
デイヴ・ベイリー(ドラムス)
ブルーノートレーベルに数々のリーダー作、またサイドメンでも多くの作品に参加した名ギタリスト、
グラント・グリーン
ソウル、R&Bのフィーリングと反復フレーズを多用し、聴き手を知らず知らずジャズ快楽の底なし沼に誘う、稀代のギタリストです。
オルガンやサックスとの相性も抜群、後年はよりファンクやソウルに接近していったのも頷けます。
〈収録曲〉
1.No.1 Green Street
2.Round Midnight
3.Grant Dimentions
4.Green With Envy
5.Alone Together
6.Green With Envy(Alternate Take)
7.Alone Together(Altanate Take)
本作はグリーンには実は珍しい、オーソドックスなベースとドラムスとのトリオ録音。
だからこそ彼のギターワークが克明に記録されています。
グリーンのギターワークを語る前に共演のベン・タッカーのベースの極太のサウンドが大迫力。
そんじょそこらのミュージシャンなら、
タッカーのベース音に跳ね飛ばされそう!
デイヴ・ベイリーはいつもの職人肌でリズムを端正に刻んでいますが、さすが無駄のないリズムキープ。
グリーンが美味しいフレーズを連発できたのもこのリズムセクションのおかげでしょう。
いきなりグリーンのグルーヴに引っ張られる"No.1〜"、スタンダード中のスタンダードをシンプルに綴った"Round Midnight"とアタマの2曲できっと
グリーン中毒
になること必至。
ジャズのフィールドの中で、グラント・グリーンの抑えきれないソウル、ファンクの顔がチラホラする、その絶妙な塩梅が心地良い。
"Alone Together "なんかも気張らずにリラックスしてるんだよなぁ。こういう境地に至りたいですよ、ブログ主も。←意味不明
春の新生活に疲れたそこのアナタ!浅田真央さん引退に感慨深く、しんみりしてる皆様!
深夜にチビチビ飲みながら、この作品を聴いて、また明日からがんばりましょう。笑
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